はじめて考えるときのように: 「わかる」ための哲学的道案内

著者 :
  • PHPエディターズ・グループ (2001年2月1日発売)
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本棚登録 : 266
感想 : 32
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何度か読み返したい本。

考えるとはどういうことかを、易しく導いてくれる哲学本。
考える力がほしくて読んだ。
考えるとは、問題が常に頭のすみにあって、あらゆることがその問題解決に繋がらないか意識しているってことらしい。
考える方を育む本というより、「考える」という行為はどういう時に起こっていて、一般的に言われる「~して考える」(論理的に、や、自分で等)とは何か、を分かりやすく解説してくれてる本だった。
作者の考えた「考えるとは」を凄く的確に言葉にしてて、漠然と使ってた言葉がこんなに解体の余地があったんだなってハッとしたし、これが考えるってことなんだろう。
あと、話口調で取っつきやすいから、初めての哲学書でもなんとかなった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 勉強
感想投稿日 : 2023年9月24日
読了日 : 2023年1月9日
本棚登録日 : 2023年1月9日

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