スカベンジャー、都市生活者、「賢い」鳥、あるいは太陽の化身としてのイメージなどなど、さまざまな側面を持つカラス。仮にカラスが存在しなくとも、ほかのだれかがカラスの不在を埋めるのだろうと思うが、それでもカラス好きとしては、カラスという存在の魅力はほかのどんな鳥にも肩代わりすることはできないと感じる。サブカルネタも盛り込みつつ、ときおり横道に逸れたりするいつもの松原先生の本という印象だが、軽い読み物として楽しめた。
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- 感想投稿日 : 2024年3月8日
- 読了日 : 2024年3月8日
- 本棚登録日 : 2024年3月7日
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