保険会社の代理店に勤める筆者身の回りに居る人間の保険を解説したもの。
これをもってあれこれ判断というのは難しいが、
それぞれの保険へのスタンスには、色々な持ち味がある様に思う。
参考になったと思った点は、
保険という商品、毎月何円という制度を詠っているものは、
インフレに弱いという事を指摘している人がいた。
確かにその通りで、今後、物価が上昇する保障はどこにもないのに、
それに対して、若いからという理由で保険料を将来に向けて払い続けることは、
果たして合理的なのか、という疑問は思った。
全てをカバーすることは、保険では非常に高くつく。
何かを捨て、選択することで、部分最適であるが、もっとも自分にとってのリスクを軽減することができるのかも知れない。
あと、これは昨日読んだ雇用保険の話にも通ずるが、
団体保険という保険があって、場合によっては手厚い給付が受けられるとのこと、
大しておいしくも無い商品は、勝手に身の回りによってくるけれど、
自分にとって、本当に必要な商品というのは、自分から、率先して探していくしかないのかも知れない。
それが多少手間のかかるものだとしても。
そういう制度を知らないだけで損をしてしまう可能性がある。
自分が今払っている費用は、どんな効用があり、どういう利用の仕方ができるのか、
日々関心を持っていくべきだと感じたのだった。
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カテゴリ:
財産管理
- 感想投稿日 : 2009年2月22日
- 本棚登録日 : 2009年2月22日
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