星界の紋章1: 帝国の王女 (ハヤカワ文庫 JA モ 1-1)

著者 :
  • 早川書房 (1996年4月11日発売)
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感想 : 57
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筆者は森岡浩之。
遠い未来、人類が惑星移住をしてからのお話。
主人公ジントは、惑星マーティンに住んでいた。
ある日突然やってきた侵略者、アーヴの強力な軍事力の前に、惑星政府主席―ジントの父―は、アーヴとある取引をする。
その結果、ジントはアーヴ帝国の貴族となり、ジントは、アーヴとして生きていくこととなる…。
本格SF。
平面宇宙など、独特の設定が多いが、個々のキャラクターもそれぞれが魅力的なのは珍しい。
この手のSFは、総じて世界観を演出するために、キャラクターが薄くなりがちなのに、これはキャラクターが立っているのだ。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: SF
感想投稿日 : 2006年2月11日
本棚登録日 : 2006年2月11日

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