悪夢の棲む家 (下) ゴースト・ハント (講談社X文庫―ホワイトハート)

著者 :
  • 講談社 (1994年4月1日発売)
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本棚登録 : 1472
感想 : 111
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先のシリーズと同じく、怪奇現象の起こる原因がやっぱり怖くて、哀しくて。
人は皆多かれ少なかれ、闇を抱えながら生きていること、そして同時に、光を宿すこともできるのだ、ということ。
ホラーや犯罪ものを読む時に私が求めているのは、そういう確信なのかもしれない…そして小野不由美さんの物語を読むと、いつもそういう確信を持つことができる。怖れと同時に希望を感じることができるのだ。
このシリーズ、続く予定で続かなかったそうで。
今後、大きな役割を担いそうな、興味深い登場人物が出てきていたのにちょっと残念。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 【日本の小説】作者あ行
感想投稿日 : 2014年6月10日
読了日 : 2014年4月28日
本棚登録日 : 2014年4月22日

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