大好きだったホットロード。
あの頃は完全に同世代で、共感したり、憧れを感じたりした和希。
その頃の自分に戻って、ああ懐かしいな…と思ったりもするけれど、今見ると和希も春山も、なんて純粋で痛々しいのだろう。
駄目だよもっと自分を大事にしなきゃ!…って、春山のお母さん目線ですな。
悪い子と見られる(見られても仕方がなかったりする)和希たち、
自覚なく人を傷つけたりする普通の子たち、
彼らを取り巻いて力になろうとしたり、自分の事情に精いっぱいになってしまったりする大人たち。
それぞれみんな、真剣な思いを抱えていることが今になるとよく分かる。
時代を越えてやっぱり名作なんじゃないかな、と思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
【まんが】
- 感想投稿日 : 2016年4月14日
- 読了日 : 2015年10月20日
- 本棚登録日 : 2015年1月4日
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