軍師こと兵頭二十八氏と翁こと別宮暖朗氏の対談。
なんでかつて、日本が中国と戦争せねばならなかったのか、やたら謎だったのだが、これを読んである程度分かった。
第二次上海事変とそれに続く日華事変に関しては、作戦計画をもって攻撃を開始したのが蒋介石であり、日本としては応戦せざるを得なかった。
その後の泥沼化、心機一転ハワイを攻撃、の流れに関しては「日本の方が被害者だ」とばかり言ってはいけないことなのだが、蒋介石もまた平和を乱した者であるということは、事実として知っておくべきことだと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミリタリー
- 感想投稿日 : 2011年10月15日
- 読了日 : 2003年12月31日
- 本棚登録日 : 2011年10月15日
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