『片づけ』を『魔法』と呼ぶほど、『片づけ』への愛が溢れた一冊。
断捨離とは全く違う。
「捨てる」ものを選ぶのではなく、「残す」ものを選ぶ。それだけで、ポジティブに取り組める。
『置く場所』を決めるだけでも、全然違う。些細なことですごくスッキリして、お気に入りの空間が増えた。
物への執着が強い自覚もあって、「もったいない」「まだ使えるのに」「すっごい気に入ってたんだよなあ」「可愛い」「いつか使うかも」「ないと困るときがあるかも」などなど、ついつい判断を先送りにしていたけど、着たいものが着れない方がもったいないし、余計な物でスペースが埋まっている方が苦しい。
『過去への執着』か『未来への不安』、どっちもある。でも、過去でも未来でもなく、『今』を大切に、判断をすること、その『判断力』を養う行為、訓練でもあるんだな。
深い。読んでよかった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年4月17日
- 読了日 : 2022年4月17日
- 本棚登録日 : 2022年3月21日
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