いちばんやさしい人工知能ビジネスの教本 人気講師が教える AI・機械学習の事業化 (「いちばんやさしい教本」)

  • インプレス (2017年5月25日発売)
3.11
  • (2)
  • (4)
  • (8)
  • (2)
  • (2)
本棚登録 : 126
感想 : 8
4

田久保講師おすすめの一冊。
ほんとうにわかりやすく整理されており導入の名著だとおもった。

<メモ>
・人間の強みである物事の大枠を瞬間的につかんで構造化することや、本来は遠い分野や領域から類推するスキルが重要となる。
・人工知能をビジネス活用するときの事前チェック
人工知能を用いた事業主体になるのか、技術提供者になるのか。
人工知能を用いて売上をあげるのか、コストを下げるのか
データの保有者は誰か、データの使用許諾はあるのか
アルゴリズムは誰が作るのか、アルゴリズムの保有者は誰か
・人工知能に発生する権利義務の問題があり、整理が必要
・自動運転、自動パイロットや無人自動走行移動サービスが進むのは2020年予定
・自動運転レベルが高くなると、車内で過ごす時間の使い方が変わる。保険、セキュリティサービスも変わる。
・自動運転に関わるプレーヤーとその責任
運転者(運行共用者含む) 人身事故の場合、自賠法責任
物損事故の場合、不法行為責任
自動車メーカー 製造物責任法による責任
プログラム提供者など 不法行為責任
・人工知能は社会全体最適を考えるべきか、利用者最適を考えるべきか。利用者の安全第一を考えざるを得ない、
・ドローンとラジコンの違いは、ドローンはプログラミングなどの自動制御によって自律飛行できるもの
・人工知能によって表現物を生み出すにはルールベース、統計的確率的アプローチ、ディープラーニングアプローチがある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教養
感想投稿日 : 2017年6月23日
読了日 : 2017年6月23日
本棚登録日 : 2017年6月23日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする