将棋への愛は共通。愛し方は異なる。ベテランならではの味わい深い対談。
謙虚になれば不安や恐怖心がなくなる。
運を呼び込むために必要なのが、謙虚さと笑い。
内藤対谷川兄弟。兄が負けて弟が勝った。それを見た谷川父が兄を怒った。弟だけを奨励会に入れた。人間の運命は本人の知らないところで決まっている。
内藤の優しさ。将棋ファンとの対局で、駒落ちであるのに本気を出してしまった。
大山の番外戦術。対局中に、「女中さんにいくら包むの?」
「天才とは、サービス精神である」黒沢明の映画、伊藤看寿の詰将棋。
芹沢「プロとアマの差はどれくらいでしょうか?」「君の死にたい場所は将棋盤のどこだ。そこの場所で王様を詰ましてやる」
米長道場「諸君らの若さと研究成果をぼくはもらう。その代り、豊富な実戦例と人生経験を提供する」
内藤「羽生、谷川、森内、丸山・・・一回本気で、一生懸命戦ってみたいという思いが強い。そやからまだ引退できないんですよ。」
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
将棋
- 感想投稿日 : 2013年5月31日
- 読了日 : 2013年5月30日
- 本棚登録日 : 2013年5月31日
みんなの感想をみる