将棋連盟選書 千駄ヶ谷市場

著者 :
  • 毎日コミュニケーションズ (2011年7月14日発売)
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本棚登録 : 42
感想 : 6
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さすがの先崎節。声高に主張を叫ぶわけでもないが、
将棋指しという世にも稀有な存在を主観的にも客観的にも
紹介できている。

今をときめく渡辺竜王。羽生のことを「神」と呼ぶ若手棋士に対して
「そんなことをいっていちゃ、将来指す時に勝てっこないよ」。
実力があるからこそ言えるセリフではあるが、心構えは
まさにそうあるべき。この心持があるからこそ羽生の後継者足りうる。

棋士の個性をいかんなく紹介するエッセイである。
将棋をある程度分かっていたほうが読みやすいが、
そうでなくても感覚は分かる良書。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 将棋
感想投稿日 : 2011年12月16日
読了日 : 2011年12月14日
本棚登録日 : 2011年12月16日

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