恋仲になる組み合わせは少なく、恋というにはまだ小さいけれど…というようなその後に期待が持てる組み合わせが多かった。けれども、そこが愛らしい。
あとがきで前作の「部長は〜」で人外要素は外見だけだったと言われたと書いてる通り、今回は人外要素マシマシでその動物の個性の生きた獣人になっている。
個人的に、獣人がすごく好きでよく探すのだが、昨今、なんちゃって人外の多い中(首だけ動物で手などは肌色で塗られていて完全に人間の手など)、この本の生徒たちは素晴らしく獣人だった。特にユニコーンの先生などは、手が蹄であり、その細部にこだわりを感じた。獣人で毛の生えた腕や手であるのなら許容範囲なのだが、そのようにならないところにフェチを感じる人にはよいと思う。
読書状況:いま読んでる
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読んで良かった
- 感想投稿日 : 2018年10月18日
- 本棚登録日 : 2018年10月17日
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