巨悪ですよ
いやそっちじゃなくて悪の方
きょ!あ!く!
(誰も何も言うてない)
巨悪との対峙!
なんともスケールのでかいお話しでした!
そしてスケールがデカいのに細かいとこの積み上げも隙がない
うーん、なんて言うかな
普通だとあちら立たすとこちら立たずみたいになるようなことをしれっと両立させてる
しかもひとつふたつじゃなくて
そんなとてつもない力量を感じました
クライマックスは圧巻の一言!
でもって映像を見てるような描写力
手がつけられんわ!
そして、スカッと終わらないところがまた良い
巨悪はまだまだ闇に潜んでニヤリとしてそうな終わり方
理不尽な「世間」にイラっとさせられる終わり方
このなんだかすっきりしない終わり方が、この物語が自分たちの住むこの現実の世界と地続きなってると感じさるのよね
この物語に描かれた世界は自分たちも目を向けなければいけないモノなんだって
そしてなぜ太田愛さんは2005年というちょっと古い時代を物語の舞台に選んだのかってのを考えるとこの物語がちょっとだけ変わった角度で見える気がします
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
太田愛
- 感想投稿日 : 2024年1月18日
- 読了日 : 2024年1月18日
- 本棚登録日 : 2024年1月16日
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コメント 11件
ゆーき本さんのコメント
2024/01/18
土瓶さんのコメント
2024/01/18
ひまわりめろんさんのコメント
2024/01/18
ひまわりめろんさんのコメント
2024/01/18
ゆーき本さんのコメント
2024/01/18
ひまわりめろんさんのコメント
2024/01/19
ゆーき本さんのコメント
2024/01/19
ゆーき本さんのコメント
2024/01/19
ひまわりめろんさんのコメント
2024/01/19
ゆーき本さんのコメント
2024/01/19
ひまわりめろんさんのコメント
2024/01/19