ふと去年の今頃は転職を決めて引き継ぎをしていたなぁなんてことを思い出しました
あのときはまさかこんなに時間ができてこんなに濃密な読書生活を送ることになるとは思ってもいませんでした
前職は毎日のように午前様で泊まりがけも頻繁にあり、年間の休日も両手に満たないという超絶ブラックでそれこそ本を読むヒマなんて全くありませんでした(仕事に必要な専門書の類いは別)
家族の心配も省みず何年もそんな生活を続けていましたがついに2020年の暮に倒れてしまいました
それでもどうしても自分でないとわからない案件があり激痛に耐えながら出社した自分を待っていたのは社長の説教でした
「体調管理もできないのか!会社に迷惑かけやがって!」
そのまま年末年始休暇に突入し、年明けの仕事始めに辞表を持って出社しました
あの辞表が人生の分かれ道『ツマリ分岐点』だったんだなあ(ダジャレ感強め)
さて『ツバキ文具店』です
代筆屋という様々な事情を抱えた人に代わって思いを込めて手紙を代筆することを生業とする女性の物語でした
冒頭なぜそんなことを思ったかというと、辞表って手紙に含まれるのかな?って思ったからです
やっぱ含まれないか?
でも本当に初めてに近いくらいに便箋を使い、丁寧に字を書き封筒に入れたのでポッポちゃんに頼めば代筆してくれたのではないかと思います
自分では思いを込めたつもりでしたが思いっきり定型文だったこともありそれも結構軽く扱われました
やっぱりポッポちゃんにもうぐうの音も出ないようなすんごいの頼んで叩きつけてやれば良かったなあ(無理です)
- 感想投稿日 : 2022年1月30日
- 読了日 : 2022年1月29日
- 本棚登録日 : 2022年1月28日
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