本とコさん(もはや原形をとどめていない呼称)がテーマを決めて選書するというのをやっていて、すごく面白そうでいつか自分も真似しようと思っていたんですね
良いと思ったことはなんの躊躇もなく真似する
ひまわりめろんさんの数ある長所のひとつですね
ちなみに本とコさんのテーマは「クジラ」「ラジオ」と来たので次は「オ」ですね(え、しりとりなん?)
おそらく「オムライス」か「オチアイヒロミツ」ですね
すみません当てちゃって
で、ワタクシです
真似することに決めたはいいんですが、さてテーマは何にしようか
ほんとは「クジラ」に対抗して「ダイオウイカ」にしようかと思ったんですが、ないわ、そんな本ないわ
ということで悩みました
ひまわりめろんさんに相応しいテーマは…
Σ(゚Д゚)
「ひまわり(向日葵)」でええやん!
そうです!答えはいつだってすぐ近くにあるのです!青い鳥はいつだって自宅の食卓にあるのです!って焼いてもうてるやん!塩胡椒して焼いてもうてるやん!
ということで、「テーマ:ひまわり#1」です
通常のレビューの他にひまわりについても考察していきますよ!
さて本編です
いやもう、びっくりです
吉川英梨さん、こんな硬派な警察小説もいけるんや!と
しかもめちゃめちゃ自分大好きなタイプのやつです
ひとりの刑事が執念と地道な捜査とチームプレイで事件を解決する
そしてこの刑事が自らのある事件への悔恨の念もあり、被害者家族に寄り添うことで、被害者家族の問題にもスポットを当ててます
どんだけ引き出しあんのよ!
吉川英梨さん、もっと読みたいわー
【ひまわり】もちろん、誘拐された小学5年生の女の子を象徴してるわけですね
ひまわりは明るく華やかな女の子の象徴として描かれることって多いですよね
そして、主人公刑事の奈良に事件のあった女の子が行方不明になったとされる現場近くの農家で咲くひまわりを見せることで事件の象徴としても扱っているように思います
また、背の低い奈良はそのひまわりを見て「ひまわりに背が抜かれてしまった」と自虐しますが、奈良刑事と対比させて奈良刑事のキャラクターを際立たせるとともに、すくすく育つイメージのひまわりに少女がどこかで生きているのでは?ということを暗に示しているようにも思います
とにもかくにも「ひまわり」には分かりやすく特徴的なイメージを持つ花、万人が共通するイメージを持ちやすく小説に使いやすいアイテムと言えそうです
どんどん読んで検証していきたいと思いますよん!
- 感想投稿日 : 2023年7月4日
- 読了日 : 2023年7月4日
- 本棚登録日 : 2023年6月30日
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