慣れ親しんだ『三国志』のストーリーに極めて忠実な展開なので、さすがに自分如きでも容易に流れが思い出せますな。この頃の曹操は割と迂闊にボロ負けを喫するケースが多くて、大火傷からの葬式偽装とか「どこが知将やねんな…」なパターンに陥りがちで。そしてこの巻、劉備ほとんど出てこないし。ま、貂蝉の健気さに素直に泣こう。董卓もなあ…固太りイメージは一連のゲームによる印象であって、横山ではむしろ神経質ないやらしい中年のおっさんに過ぎぬな。孫堅は割と瞬時に死んで見せ場ほとんど無いのが残念であるが、ま、当時はこんなもんじゃろ。
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- 感想投稿日 : 2018年6月18日
- 読了日 : 2018年6月18日
- 本棚登録日 : 2018年6月18日
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