隠された十字架―法隆寺論 (新潮文庫)

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  • 新潮社 (1981年4月28日発売)
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感想 : 101
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ばっさばっさ切りまくり人だから敵も多いのだろう。法隆寺怨霊寺説も学会では既に過去の話となっていると聞くがそうなんだ。でも水底の歌もそうであったように非常にしっくりきた。藤原不比等が古事記や日本書紀の作成を命じたのであればあるほど大いにある話であるように感じる。反論を読んでいないため分からないけど。法隆寺の50年に一度行われる聖霊会に行ってみたかったな。前回は2021年だからもう次回まで生きてないよ。コロナの時期だったんだな。しかし人間はドロドロしているし、いつの時代のどんな組織も主導権争いばかりしている。こういう話が背景にあり、天皇家の物語が出来てそれを今でも信じられているとすると本当に良く出来たストーリーだったんだなと感心する。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年9月27日
読了日 : 2023年9月27日
本棚登録日 : 2023年9月27日

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