人生百年の教養 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2022年4月13日発売)
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本棚登録 : 187
感想 : 19
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亀山郁夫先生が、若い頃、賭け事やアルコールに依存したこともあったとは。そんな過去の苦い経験も含めて、これからこの困難な時代を生きていく後輩たちに送った書。
温かく真摯な書だと思った。

神という絶対的な存在を持たない我々には、芸術がそれに置き換わることができること。
目から鱗!

大人であるには、「公共の嘘」を受け入れるしたたかさが必要であること。
リアルな助言。

村上春樹や大江健三郎を読むにあたって、ドストエフスキーの知識が基礎となること。
ドストエフスキーはやはり避けては通れぬか…。わかってはいるのだ(笑)亀山先生が言うのなら読もうではないか。

「桃李成蹊」
なにはともあれ、これからもバリバリ本を読もう!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年6月19日
読了日 : 2022年6月19日
本棚登録日 : 2022年4月22日

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