ドナルド・キーンさんの事はどんな人か知っていても、著書は読んだ事はなかった。この本は東日本大震災の後、キーンさんが日本に帰化した頃にNHKの番組でインタビューされたものの内容であり、キーンさんの事を深く知る事はできない。
でもキーンさんの日本に対する愛情、日本語や日本文学に対する深い思い入れを知るきっかけとなり得るものでした。
もうお亡くなりなっていてとても残念ですが、これからキーンさんの著書に触れていきたいと思う。
巻末の『100年先の皆様へ』と言う6行のキーンさんの言葉には胸が熱くなります。こんなにも日本と日本人の事を思ってくれていた事に泣きそうになりました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年4月24日
- 読了日 : 2023年4月24日
- 本棚登録日 : 2023年4月23日
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