ビジネスエリートのための! リベラルアーツ 哲学 (21st Century Liberal Arts)
- すばる舎 (2018年6月14日発売)
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感想 : 11件
哲学する、というのは問いを通じて思考し、本質に迫ること。新たな考え方を想像すること。
哲学の方法について詳しく記述されていて親切な印象を受けた。
哲学の本ってこんなに面白かったかなと思った。
知識がついてきていること、わかり良い入門書が増えていることがその理由だろう。やっぱりわかるところから読んで行かないとダメ。某大学の哲学科は育成方法をよく考えないといけない。
貫さんの哲学史が紹介されていたのでまた読みたい。
紹介されている哲学者は現代寄りで、その点好感が持てる。というのも、古代ギリシャや中世の哲学には興味がなく、デカルト以降の哲学でないと知識も興味もない。
ロールズやネグリとか、興味のある哲学者も取り上げられていた。
AIや環境問題、ポピュリズムなど今日的な問題にも触れている。とはいえ、各問題をさらっと触れている印象を受けたので、もっと深掘りしたいなと思った。AIが人間かどうか、そもそも人間なんて何かといった問題に興味がある。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年3月6日
- 読了日 : 2020年3月6日
- 本棚登録日 : 2020年1月16日
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