長期脳死者の脳は、精神のみが時間旅行をしている状態、
という設定がすごい。
こんな小説を読んでしまったら、もしも自分の身近な人が
こういう状態に陥った場合、死んでしまったなんて
とても考えられなさそう。
こんなの物語だって分かってる、でももしかしたら、って
思ってしまいそうな気がする。
実際、そのとき脳の中で何が起こっているのかなんて
わからないのだから。
主人公及び、その周囲の人のその後が気になる感じで
終わったので、続編が読んでみたい。(ないけど)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
文学 国内は
- 感想投稿日 : 2010年11月7日
- 読了日 : 2010年11月7日
- 本棚登録日 : 2010年3月4日
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