偶然の科学 (ハヤカワ文庫 NF 400 〈数理を愉しむ〉シリーズ)

制作 : Duncan Watts 
  • 早川書房 (2014年1月10日発売)
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世の中は予測可能な事象と不可能な事象がある。

物理学や数学は誰からみても同じ普遍的な法則があって、予測可能な事象ですが実社会は予測不可能な事象で、常識と思っていることでも偶然の結果が殆ど。

したがって現実社会を扱う社会科学系の学問は、普遍的法則を追っかけるのではなく、中範囲の法則や測定と迅速な対応による戦略によって法則を導き出すべきと提言した著作。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会
感想投稿日 : 2020年8月29日
読了日 : 2020年8月29日
本棚登録日 : 2020年8月25日

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