帝国ホテルの不思議

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2010年11月1日発売)
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村松氏が、帝国ホテルに働く人々を通じて、帝国ホテルのあり様を描いた秀作。帝国ホテルは多くのレジェンドを持ったエキスパートたちによって成り立っている、稀有のホテルだと言う事がよくわかる。

本書には出てこないが、私は帝国ホテルのメインダイニング「レセゾン」の伝説のメートル・ド・テルに感動して、身分不相応ながら当レストランを繰り返し利用しているが、彼以外にも多くの素晴らしい匠の人達がいるんですね。

特に興味深かったのは裏方の人達の超絶の匠たち。客室係の小池さん、ブッチャーの古澤さん、施設部長の佐藤さん、ランドリーの栗林さん、そして最高の究極たる施設・情報システム担当役員の椎名さん、

皆さん、凄すぎます。

合わせて犬丸元社長の「帝国ホテルの流儀」も読むと、更に帝国ホテルの凄さが良くわかると思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 経営
感想投稿日 : 2012年11月14日
読了日 : 2012年11月14日
本棚登録日 : 2012年11月14日

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