リーの対極にスーがいる。自慢話の究極が自虐話であると考えるのは間違っている。二谷友里恵の「愛される理由」に対して、この本が自虐的であるかと言えばまったくそんなことはない。自慢話の対極は、冷静なメタ視線なのである。そのメタ視線によって解きほぐされる未婚のプロたちの姿に時にうなずき、ときにおののき、楽しく読んでしまえる。
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- 感想投稿日 : 2013年11月20日
- 読了日 : 2013年11月27日
- 本棚登録日 : 2013年11月20日
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