ブラッド・ブラザー (文春文庫 カ 10-4)

  • 文藝春秋 (2011年9月2日発売)
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感想 : 70
5

モビール市警察 殺人課 カーソン・ライダー刑事
シリーズ四作目

連続殺人鬼ジェレミー・リッジクリフを兄に持つ
ライダー(父の虐待から救われた命)

今回は兄が施設から脱走
「星の王子様 ニューヨークへ行く」ではなく
「殺人鬼お兄ちゃん、ニューヨークへ行く」である。
というより「プレデター2」

ライダーもニューヨークは管轄外
突然呼び出されて、部外者の田舎者扱いされ
るなかで、いつものユーモアと負けず嫌いで果敢に挑む。
兄弟であることを隠しながらの捜査も緊張感があって良い。

細かいこというと、兄のいる施設長がNYで殺された時点で兄が施設から出てないか心配してないあたりがよく分からなかった。それだけ堅牢だと信じてたのか??

兄が起こした過去の事件の真相にグッと迫る
四巻、なんか巻を重ねる度に面白くなってる気がします。

余談:ツイッターで、ジェレミーのbotをフォローしたせいで連日ハイライトにジェレミーの名言が表示されていた。
つぶやきのセリフが出てくる都度 (引用してるから当たり前なんだけど)「あ、ホンモノや」みたいな妙な感覚になりながら読んだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年9月27日
読了日 : 2018年9月27日
本棚登録日 : 2017年11月20日

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