今回は、女敵打ちを瓦版が追いかけて、脅しているのでは?という事件が多発。
何か大きな黒幕がいるのではないか?
またしても奉行に、事件の捜査を依頼された夫婦。
初めて表向きには「湯治」という名目で東海道を箱根路へ。
世間を観察して報告するようにと言われ、初めはルンルン気分であったが、ある時に駆け落ちの男女と遭遇し、事件に巻き込まれる。
この夫婦自体がとてもいい性格で、夫婦という単位のあり方というものにも、独自の提言がある。
物語も面白いのだが、人と人との繋がり方、相手への思いやり、言葉かけ、、、と、幾つもの考えさせられる部分が多く、面白い作品になっている。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年4月27日
- 読了日 : 2020年4月27日
- 本棚登録日 : 2020年4月24日
みんなの感想をみる