この方、テレビであのオウム事件の頃に
多数ワイドショーに出演されていました。
この方のコメントが好きで、
それはきっとこの方の哲学に起因しているのでしょうけど
暖かい眼差しが好感を呼びました。
その江川紹子さんの『ひきこもり』『不登校』関連の本。
首都圏にあるのでしょうが『東京シューレ』という
不登校児を対象にした校外学習の場所を中心に、
多数の子供達の場合をそれぞれが大人になって
今はどう社会に関わっているか、本人の振り返りを軸に
家族や周りの人々の関わりなどリポされている。
本人が不登校に至る心の動き原因を邂逅し、
周りの大人たち、友人たちの関わり方も含め
何が大きな原因で、どうあったら違ったのだろうか、
またそこから変わる過程も丹念にルポされている。
大人になって様々な立場で、
今は幸せに社会人となるそれぞれの子供達。
なかなか伝わってこない事例だけに、
ドキュメントを知ることができるのは
とてもいいことだと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年8月7日
- 読了日 : 2017年8月7日
- 本棚登録日 : 2017年7月31日
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