今回は松平定信の実家、田安徳川家に事件が起こる。
一つ一つは他愛のない事件なのだが、竜安寺の竜玄に帰依してる当主斉匡が、怯えているのだった。
梅次と辰五郎の姑しめが潜入捜査を。
今回は当時の化石事情も出てきて、当時の知識人や一般人のものの見方がわかるし、根岸備前守の『耳袋』の原本が今は世界に離散し、妖を書いた部分はフランスに存在するらしい。早く日本で研究して欲しいところだ。
当時引きが多かった耳袋は、写本が出回っていたのが幸いだが。
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- 感想投稿日 : 2018年9月19日
- 読了日 : 2018年9月19日
- 本棚登録日 : 2018年9月19日
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