武士の流儀(二) (文春文庫 い 91-13)

著者 :
  • 文藝春秋 (2019年10月9日発売)
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元風烈廻り与力、桜木清兵衛。
余計なことと言われようとも、曲がったことや困っている人を捨て置けない。

現役の若い頃、浅草を根城にするゴロツキを、あまりの非道に痛めつけたことがあった。そのゴロツキが歳をとってますます悪道を働く輩になってかえってきた。

道場を開きながら人付き合いが苦手て、道場も家族も失った男と出会う。

田舎から18才の庄屋の息子が出てきた。息子、真之介が奉行所で敵討ちの出願を受ける。気になって、父親清兵衛に相談。一番いい方法を探る。

じんわり涙も誘う4話。2019年10月初版

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年8月20日
読了日 : 2020年8月20日
本棚登録日 : 2020年8月6日

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