消えた十手 (双葉文庫 か 29-1 若さま同心徳川竜之助)

著者 :
  • 双葉社 (2007年9月13日発売)
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徳川幕府も終末を迎えようとする時期、徳川家田安家の十一男に生まれ、一万三千坪という広大な敷地にありながらも、嫡男ではなく部屋住みの身分である竜之助は、早くこの家を出たかった、何のしがらみもない自由な世界に身を置きたかった。

素直に育ち性格はよく、剣の道にも邁進し、そんな竜之助を用人支倉辰右衛門は暖かく一番の理解者として、いつも可愛がって見守っている。

旅支度をして武者修行にとすると、外に出られるよりは江戸の近所でいた方がいいと考えた支倉は
親戚の筋の南町奉行小栗忠順に頼み込み同心の身分に。
とはいえ、元々が由緒ある身分の出。
言葉遣いや市井の暮らしぶりや習慣に疎い。

やることなすこと、頓珍漢。
面白いシリーズの第一弾!!!!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2018年9月11日
読了日 : 2018年9月11日
本棚登録日 : 2018年9月11日

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