身内が病人となり、延命しない人生を看取るまでの姿を綴った本書、お経とともに描いた思いは身に沁みる。菩薩、如来など「般若心経」「観音経」、ブッダ、釈迦の「法句経」、特に「法句経」はむしろ人生訓、箴言集、自己啓発書という。「無常偈」にある「常なるものは何もない。生きて滅びる定めである。生き抜いて、滅び果て生きるも、滅ぶもないところに 落ち着く」は心に残る。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
生活
- 感想投稿日 : 2022年9月14日
- 読了日 : 2022年9月14日
- 本棚登録日 : 2022年9月10日
みんなの感想をみる