のだめカンタービレ(22) (KC KISS)

著者 :
  • 講談社 (2009年8月10日発売)
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本棚登録 : 2581
感想 : 161
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面白い漫画って、漫画では表現できない部分を如何にリアルに描いているか、かな、と、思う時がある。

のだめを読み始めて、「凄い」と感じたのは、恐らくその部分。
紙媒体では決してそのもの自体を表現できない「音楽」。ファンタジーや時代劇よりも、現代の私たちが「本物」を直によく知っている分、難しい題材だと思う。女性漫画誌でここまで連載を繋げて来たこと、人気を維持してきたことは、その題材の調理に成功したと言って良いのではないか。

…などと、堅い言い方をしてしまったけど。

オーケストラやピアノの演奏シーンの、迫力、臨場感、そういったものが、この漫画の魅力の一つであるのは間違いない。
シンプルな絵柄なのに、楽器はどれも丁寧に描き込まれている所とか。

やっぱり一冊のうちに、あのばばーんっ(チープな語彙で失礼)な演奏シーンがあってこそ、のだめだなあ。

ストーリーも、続きが非常に気になりますが……千秋のあまりのへたれっぷりに、減点1;;。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミック(女性)
感想投稿日 : 2009年9月12日
読了日 : 2009年9月12日
本棚登録日 : 2009年9月12日

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