日中戦争に向かう時代の、農村での少年(後に徴兵)と馬(後に徴用)の交流を描き、戦争反対のメッセージを伝える内容。農村部で戦争を見てきた著者が、戦後に伝えたかったことをこの物語に託している。戦争や平和への向き合い方が、戦争とどこで向き合ったか、肉親を失う経験をしたかどうかで変わってくるんだという気付きがあった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年4月14日
- 読了日 : 2012年4月14日
- 本棚登録日 : 2012年4月14日
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