女子校礼讃 (中公新書ラクレ 705)

著者 :
  • 中央公論新社 (2020年11月6日発売)
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本棚登録 : 182
感想 : 15
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楽しい読み物だった!笑

辛酸さんの文章は元から好きだったけど、何となく「女子校の人かな?」と想像はついていた。出身者じゃなくても見破る人はいるだろうけど、その時は同じ出身者である自分の中のセンサーが即座に反応。(他に説明のしようがない…笑)
エッセイの中でも波長が合うと思ったら学校は違えど女子校出身者だったという事例が出てくるからやっぱり独自のセンサーが出来上がるんかな。

ガガ様が女子校出身なのも上手く説明できないけどきれいに腑に落ちている。

他校だからか共感しきれないところもあったけど、その分共通項もちらほら。あげたらキリがないけど「人間関係がシンプル」は間違いない。異議なし!笑

ノーブルからリベラルまで、まるで各学校案内を見ている感覚。
色々あるんやなと眺めつつも、本を閉じた時には必ず「女子校で良かった」と思えている。それは今後も再開した時や凜とした現役生を見かけるたびに実感し続けるんだろな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年10月21日
読了日 : 2021年10月21日
本棚登録日 : 2021年10月21日

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