熱烈な社会主義者の母親が昏睡状態になっている間に、ベルリンの壁は崩壊され、社会主義も崩れさり、東西ドイツは今にも統一されようとしていた。母親にショックを与えないため、息子のアレックスは様々な細工や演技によって、母親が倒れる前の東ドイツが今なお続いているかのように見せ掛ける…というストーリー。
アレックスの作り上げる世界は、段々と、元の東ドイツの姿ではなく彼の理想とするドイツとなっていくが、ラストではきちんとそれに決着をつけるというところがとても良かったです。
空飛ぶレーニン像と、それを目撃してしまった母親の表情が印象的でした。とてもオススメ!
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画【海外】
- 感想投稿日 : 2013年9月21日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2009年12月10日
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