子どもの本を読む (講談社+アルファ文庫 F 1-6)

著者 :
  • 講談社 (1996年1月1日発売)
3.78
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本棚登録 : 187
感想 : 13
5

すばらしい本です。
河合隼雄さんによる児童文学の解説。

心理学には詳しくないですが、とても読みやすかったです。
それから、読んでいてどきどきしていました。
「きれいごと」だけではない子どもの世界に、確かにわたしもそこを通り抜けてきたなぁと。

紹介されてる本をどれも読みたくなりました。今からでも遅くない!

年を重ねたいま読むからこそ、なにか取り返すことができる気がします。


紹介してある本…

「飛ぶ教室」
「まぼろしの小さい犬」
「思い出のマーニー」
「ぼんぼん」「兄貴」「おれたちのおふくろ」
「ヒルベルという子がいた」
「長くつ下のピッピ」「ピッピ船にのる」「ピッピ南の島へ」
「ねずみ女房」
「ふたりのひみつ」
「つみつみニャー」
「首のないキューピッド」
「砦」
「わたしが妹だったとき」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説以外
感想投稿日 : 2016年3月13日
読了日 : 2016年3月13日
本棚登録日 : 2016年3月13日

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コメント 2件

だいさんのコメント
2016/03/15

読者の対象は 大人向けの本 なのですか

e_c_o_nさんのコメント
2016/03/19

だいさま、こんばんは。
たぶん大人向けです。ただ、かた苦しい言葉を使っているわけではないので中学生から楽しめると思います!

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