今年トップクラスの良書。信仰不在の日本にあって神の眼の役割を果たすものが世間だとするならば、この国に蔓延る横並び的な風潮も頷ける。結局のところ、神なき人々はすべて自らの責任で向かう方向を決められるチャンスと世間におもねって生きるチャンスとがあり、それはどちらも選択可能である。
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- 感想投稿日 : 2012年10月21日
- 読了日 : 2012年10月21日
- 本棚登録日 : 2012年10月21日
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