何か日々社会に対して抱くモヤモヤ(の一つ)を見事に説明されたような気がして、難しいけどすっきりとする本。
リスクヘッジの施策をすると却って責任を追及されるとか
リスクを計算しやすくなっているのにリスクを把握できないとか
いくつかの社会の病理を分析的に書いてある。
しかも怖いのは具体例が欧米のネタなのに
それに対応する日本の事例が思い当ってしまう内容の普遍性。
茂木氏の「ひらめき脳」と比較して読むと思うところも多いです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2010年12月15日
- 読了日 : 2010年12月15日
- 本棚登録日 : 2010年12月15日
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