「今、ここ」から考える社会学 (ちくまプリマー新書 270)

著者 :
  • 筑摩書房 (2017年1月5日発売)
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本棚登録 : 163
感想 : 22
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好井先生はエスノメソドロジーがご専門で、その知見で差別問題を研究されてます。最初は社会学の一般的な理論とその展開が述べられ、次にジェンダー、障害者、公害問題と話が進みます。これは社会で「普通に」「働いて」「生活できない、生活させてもらえない」社会のメインストリームにいないことになっている人たち、周辺部に追いやられて生活せざるを得ない人たちのこと、つまり社会的排除の話ですね。ちょっとショッキングだけど目を背けちゃいけないね。社会学って刺激的で素敵!と思える本です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年9月21日
読了日 : 2020年9月21日
本棚登録日 : 2020年9月21日

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