「昔はよかった」病 (新潮新書)

  • 新潮社 (2015年7月17日発売)
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「古きよき、というのは趣味の範囲でのみ成立するファンタジーです。たまの不便なら楽しいけれど、毎日となると、古いものは不快なだけ」 拍子木で迷惑している人がいる 「日本はだめになったという言説の裏には、自分だけは除くと、但し書きがある」 江戸時代の番太郎 今の時代は犯罪件数が非常に少なくなった、昔は修身・道徳教育があったのに多かった 山本七平「日本人は安全と水は無料で手に入ると思い込んでいる」 大正時代の日本でもコーラと烏龍茶は呑まれていた ハイテンション=緊張、ハイパーテンション=高血圧。上野千鶴子のコラム(1989/8/6, 朝日新聞)は間違っている(生活習慣病自慢?) 丹羽文雄『厭がらせの年齢』(「長生きするから、いろんな罰が当たる」「孝行を説く孔子は、親を早くに亡くしているから老人介護の実態を知らない」などの記述あり) 老人福祉法の定義(成果主義とも解釈できる) 江戸時代の転居率は高かった(本当に人付き合いは濃密だったのか) 

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新書
感想投稿日 : 2016年1月24日
読了日 : 2016年1月24日
本棚登録日 : 2016年1月24日

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