学校の中の発達障害 「多数派」「標準」「友達」に合わせられない子どもたち (SB新書)

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  • SBクリエイティブ (2022年9月6日発売)
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感想 : 28
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精神科医の立場からの考えが述べられており、学校現場的な視点で考えると全面的に肯定できる主張ではないと思う。
「学校の標準の幅が狭い」という主張は正論ではあるが、子どもたちそれぞれに合わせた支援や指導を行なっていくためには、今の現場はあまりにも忙しく、人手が足りていない。
保険的に特別支援学級に入級させるという主張も現場的な視点で考えれば、限られたリソースの中で適切な場所に支援の手を割り振ることができなくなるという点ではかなり困った主張のように感じる。
学校現場にも変わらなければならないところはあるのは勿論わかるが、法律的な教室の設置基準や教員の配置基準などを変えて、余裕を持って子どもに関われるようにしなければ、本質的なところでは変わることはできない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年4月26日
読了日 : 2023年4月26日
本棚登録日 : 2023年4月26日

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