新装版 マリオネットの罠 (文春文庫) (文春文庫 あ 1-27)

著者 :
  • 文藝春秋 (2006年11月10日発売)
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本棚登録 : 2600
感想 : 238
5

本当に失礼な話なのですが、「今更、赤川次郎は無いかな」と思いながらも買った記憶の一冊でした。
少し前に読んだ"毒 poison "も、限定カバーに惹かれて長編の合間の箸休め的に読んだものだったし・・・。

読んでみて、反省です。
ごめんなさい、「今更無い」ではなく、「今でも有り」でした。
出てくる小道具などは時代を感じさせますが、物語に引き込む展開や、帯にも書いてあるのに騙されたどんでん返し、脱帽です。
解説に有りましたが、赤川次郎の中では異質の作品みたいですが、私には見直すきっかけになる一冊になりました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年9月29日
読了日 : 2021年9月25日
本棚登録日 : 2020年9月30日

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コメント 1件

かなさんのコメント
2023/05/05

あきちさん、こんにちは!
初めまして。私の拙いレビューにいいねと
フォローまでして頂き、ありがとうございます。

私も、赤川次郎さんの作品は
遠い昔に読んでいたなぁ~って…
また読み返そうとは思ってはなかったんだけれど
急にそんな気持ちがムクムクと沸いてきて
その頃読んでいた作品をブクログ始めてすぐに読みあさり
時代を感じながらも、やっぱいいもんはいい!そう思いました(^^)
まさに「マリオネットの罠」は、そんな作品です。

でも不思議と最近の赤川次郎さんの作品には
手が伸びませんね(^^ゞ

こちらからもフォローさせて頂きますので
これから、どうぞよろしくお願いします!

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