命の再生を描く名作。カテゴリとしては「大人向け絵本」か「エッセイ」でも良いのかもしれませんが、我が家では6歳息子がちゃんと聞いてくれるので「子どもと読む絵本」に分類しました。
葉っぱのフレディがはっぱとして生まれ、死をおそれ、他の葉っぱたちと別れを告げ、死を受け入れ、雪の上に散ってゆく様を擬人化してえがいています。
人は死んでも生まれ変わるのよ、とか、姿を変えてそばで見守ってくれているよ、などと言う安直な慰めではなく、人間だけでなくありとあらゆる命が、自然の一部なのだということなのでしょう。そういう本です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
子どもと読む絵本
- 感想投稿日 : 2020年5月17日
- 読了日 : 2020年5月17日
- 本棚登録日 : 2020年5月17日
みんなの感想をみる