妖怪アパートの幽雅な日常 10 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2014年4月15日発売)
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本棚登録 : 1205
感想 : 87
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シリーズ第10弾、そして完結。

とてもとても濃い内容だった。
全10巻を読んでる途中では、ちょっと飽きたり、説教臭いなー、とか、突っ込みどころ満載だったり、
色々あったけど…

この最終巻は、主人公・稲葉夕士の親友である長谷の祖父が亡くなり、長谷の姉が奇妙な病にかかる。
これは普通の病ではない、と感じた夕士。
そして、このシリーズ最大の山場に突入していくのだが…
ここからは目頭が熱くなる場面も多く、夢中で頁をめくる!

そして大きく成長した夕士の言葉。
「運命は、いつだって、ある日突然だ。
俺は、それを受け入れよう。
何が起きても、俺を支えてくれる人たちやモノたち がいるから。
みんなに感謝しながら、
俺は、これからも前を向いて歩き続けてゆく。」


このシリーズを読んで思ったこと。
人は一人では生きていけない。
悩んだとき、迷ったとき、苦しいとき。
そんな時は、周りの人達に頼ろう。
頼っていいんだ!
いっぱい迷惑をかけてもいいんじゃない?
感謝の気持ちを忘れないでね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2022
感想投稿日 : 2022年8月14日
読了日 : 2022年8月14日
本棚登録日 : 2022年8月14日

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