「2012年11月、東京都新宿区市谷加賀町2丁目で、大量の縄文人骨が出土しました。東京のどまん中で、びっくり!」
との紹介文。
小中学生向けの本かな、と思います。
マンションを建設するための発掘調査で、10体の東京縄文人の人骨が見つかります。
その中の一人、約5000年前の縄文人を“復顔”するのです。
その人は発掘時の様子から、ムラのリーダーと考えられ、40代の男性で、身長161.2センチと推定。
まず、バラバラの骨のピースをジグソーパズルのように組み合わせ、頭蓋骨を復元します。
その頭蓋骨からレプリカを作り、“復顔アーティスト”なる人が、生きていた頃の顔を作り出すのです。
写真付きでその工程が解説されていますが、本当にワクワクしますね!
まさか縄文人と会えるなんて!
最後のページに、その後の発掘現場の写真が掲載されていますが、普通の住宅街です。
この下に5000年前の人達の暮した痕跡があるかと思うと、何とも不思議な胸の高鳴りを覚えます。
……はみ出しエピソード……
人骨鑑定のプロ・坂上さんという方が登場するのですが、本好きな坂上さんは、この縄文人の人骨に「新宿鮫」とニックネームをつけたそうです(笑)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2022
- 感想投稿日 : 2022年11月13日
- 読了日 : 2022年11月13日
- 本棚登録日 : 2022年11月13日
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コメント 6件
アールグレイさんのコメント
2022/11/13
土瓶さんのコメント
2022/11/13
aoi-soraさんのコメント
2022/11/13
aoi-soraさんのコメント
2022/11/13
kuma0504さんのコメント
2022/11/22
aoi-soraさんのコメント
2022/11/22