この本、アルセーヌ・ルパン好きの夫が娘(八)に与えたら珍しくひとりで読み切ったので、大人向けの通常版を読もうとして頓挫していた私も追いつきたくて、同じものを読了。
一時間程度で読めてしまって、ダイジェストを読んだような感覚だが、本家を読めてない身で文句を言う筋合いはない。それどころかタイパ(←初めて使ったこの言葉!)の良さに感謝しなければいけない。
ルパンの長編は私は初めて読んだ。ルパンが変装が得意であったり、簡単に脱獄できたり、部下に調べさせて色んな情報を得たり、813の謎の答えを閃いたりするところは、なぜとかどうやってと思うこと自体愚問のようだ。彼の魅力はそういう何ができるということではなく、人殺しはしない、悪い金持ちからしか盗らない、そしてフランスを愛している、といった義賊らしいところや祖国愛の深さにあるみたいだ、ということがわかった。
娘は、犯人の意外性という面白さに目覚めた?かどうかわからないが、そこをしきりに感心していた。柳の下のどじょうで、「十歳までに読みたい名作(ミステリー)」シリーズで攻めていこう、と夫とは目配せを交わした。ルパンに関しては、娘が読んだら私も同じシリーズで追いかける所存。どこかで本家に戻りたいものだが。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
子供向け?
- 感想投稿日 : 2023年8月8日
- 読了日 : 2023年8月8日
- 本棚登録日 : 2023年8月8日
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コメント 5件
たださんのコメント
2023/08/08
akikobbさんのコメント
2023/08/08
たださんのコメント
2023/08/09
akikobbさんのコメント
2023/08/09
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2023/08/09