マティスの絵本 泊まってみたいな―もし、マティスホテルがあったなら… (小学館あーとぶっく)

著者 :
  • 小学館 (1998年5月20日発売)
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本棚登録 : 97
感想 : 6
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 『北斎の絵本』と同じ「小学館あーとぶっく」のシリーズのマティス版。「マティス・ホテルがあったなら…」という切り口で、絵を部屋に見立てて一部屋一部屋のぞいていく。
 赤い部屋、青い部屋、黒に黄色、女性のいる部屋、などなど…。「紫色のコートを着た女性」のページでは、「この絵には模様がたくさんあるよ」と十種類くらいの模様を小さく切り出した丸が並べられていて、どこにあるかな?とクイズ風に探せる仕掛けになっていた。東京都美術館のマティス展に娘(8)を連れて行けないかと密かに目論んでいるわたくし、隣でマンガを読みふける娘に「ちょっとこの模様が見つからないんだけど、わかる?」と声をかけたらまんまとつられてのってきた。他にもクイズがあるのかと聞くので、なかったのだが「どうだろう、あるかも」と一緒に流し読み。さらに、「こっちは富士山を探せのクイズがあったよ」と北斎の絵本も見せることに成功。この絵本シリーズ、強い!
 好きだと思った絵は、「開かれた窓」「青い窓」「窓」「赤いアトリエ」。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 子供向け?
感想投稿日 : 2023年5月28日
読了日 : 2023年5月27日
本棚登録日 : 2023年5月27日

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コメント 2件

なおなおさんのコメント
2023/05/28

akikobbさん、こちらにもお邪魔します。
絵画のことはまるで分からないのですが、このシリーズいいですよね〜。ゴッホとか借りてみようかな。
漫画を読んでいた娘さんもノッてきて、良かった!(笑)

akikobbさんのコメント
2023/05/28

なおなおさん、
私も絵画わからないんですが、このシリーズの語り口なら気負わず楽しめそうです!娘も私も変わらないってことですね笑

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