ムーミン・コミックス N:14

  • 筑摩書房 (2001年8月1日発売)
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本棚登録 : 143
感想 : 12
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巻末の解説によると、ムーミンコミックスとしての第1話、第2話がこの間の第1話、第2話だそうだ。小説版とはまた違うがそこは深く追及すまい。




■ひとりぼっちのムーミン
ひとりで暮らすムーミンは、困った来客たちに振り回されて、家を失い、スニフと共に金持ちになろうとして空回り、スナフキンはいつでもスマートで、フローレンはやっぱり永遠のヒロインで。第1話なので、スナフキンやフローレンとは初対面。


■ムーミン谷への遠い道のり
かつて何かしらの不幸な事故があり、今のムーミンは両親と離ればなれであるらしい。それが偶然再会することができ、スニフも養子になり、賑やかな家族の生活が戻ってくる。ところが冒険好きなパパの気まぐれでまた両親はムーミンを置いて旅に出て、ママと息子は親離れ子離れの試練。友達スナフキンや恋人フローレンなどに支えられて、ムーミンはパパママと再再会。


■ムーミントロールと地球の終わり
小説の彗星のお話と、大まか似た筋の話。これはこれである意味第1話である。スニフはスタメンで、スナフキンやフローレンとの出会いが描かれる。スニフが宝石を手に入れられず落ち込んでいる間、スナフキンは自作の詩をムーミンに聞かせましたが、ムーミンはときどき眠ってしまいました。というところが好きだった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2019年11月16日
読了日 : 2019年11月16日
本棚登録日 : 2019年11月16日

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