稲盛和夫の実学―経営と会計

著者 :
  • 日本経済新聞出版 (2000年11月7日発売)
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本棚登録 : 4229
感想 : 385
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簿記の勉強の参考用に買ってみた。
結果、正解。
別に起業したりするつもりは毛頭ないのだが、「簿記って、会計って、こういうことのためにあるのか」ということが超ざっくりつかめた。
会計の常識が無さすぎてわからないところは適宜ググって(約束手形ってなにとかそういう次元)、あまりにわからないところは適当にスルーして。そんな読み方でもじゅうぶん面白かった。


しかし経営者というのは大変だな。
生きていくって大変だな。


あ、あと司馬遼太郎がよく貨幣経済と合理的精神とが相補的に発展していくという話をするが、それね、それが、そりゃそうだろなと思った。がんばって利益だそー!って言っててもだめだものね。"切れば血が出る"具体性って大事ね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: なるほど系
感想投稿日 : 2019年9月14日
読了日 : 2019年9月8日
本棚登録日 : 2019年8月14日

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