いったい何処から何処までがフィクションなんでしょう?!笑
小説家であり、美術史を学んだマハさんならではの作品です
それはまるで、裏付ける証拠が知られていない空白に、新ネタを付け加えたり、世間的なイメージを変えたりして、自分で想い描いた絵を描き上げたまさにマハさんのアートの様でした
パリの田舎の畑で、ゴッホと好敵手であったゴーギャンのお洒落でミステリアスで知的で手に汗握る展開
そして物語全体は、マハさんの二人への愛が詰まった仕上がりとなっていました
誰にも支持されず、自由に描き、タブローの新しい地平を拓いたゴッホとゴーギャンは、幸せだったのではないだろうかという強く願う気持ちが伝わってきます
主人公は、オークションハウスに勤める美術史研究者の冴
オークションハウスにサラが持ち込んだ謎のリボルバーを『ゴッホの謎の死』に絡ませ、ゴーギャンの人生を中心に追いながら、ゴッホとゴーギャンの間にある濃厚な時間を描いています
マハさんが描いた物語はどんな内容なのでしょう。。。
因みに『たゆたえども沈まず』はゴッホ中心の話です
それを読んでから本作品を読んだので、すんなり入って行けました
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年8月21日
- 読了日 : 2023年8月21日
- 本棚登録日 : 2023年7月29日
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コメント 3件
harunorinさんのコメント
2023/08/22
ハッピーアワーをキメたK村さんのコメント
2023/08/22
harunorinさんのコメント
2023/08/22